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2008.03.03

第81話 北京オリンピックはスモッグに覆われるのか?

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オリンピック開催が近付いてきた北京に行ってきました。
今、中国、その中でも特に北京は世界中の関心を集めています。
悠久の歴史と世界遺産を幾つも含む壮大な文化資産を受け継ぎながら、併せて現代においても世界の政治経済の中枢に位置する北京。ただならぬ都市です。

日本にいて見聞きする中国、そして北京の情報は、羨ましいような経済成長とそれによってもたらされているマイナスの副産物のどちらかに集中しているように思えます。
特に後者は、今の北京はいたるところで工事が行なわれ、土地やマンションが高騰している。大変な環境破壊と大気汚染で、オリンピックのマラソンには、マスクを付けて参加する程だ。とか、トイレは汚くておいそれとは用が足せない。とかいった類のものです。
そしてそれに輪をかけて起こったのが、冷凍餃子の中毒事件。
食べるものも大丈夫か?という不安が広がります。

4_p2210214中国政府は、こうした日本をはじめとする世界の評判を大変意識しているのでしょう。
今、北京は、オリンピック競技施設建設の最終段階に入っているのと合わせて、世界からの選手や観光客の為にトイレの整備を進めています。

2_p2200147出発前一番心配だったのが、食べ物と飲み物、水はたとえホテルの中でもそのままは危ないし、かと言って、コンビニのようなところで安心できる水が手に入るのだろうか?そして、食べる物。やはり冷凍餃子事件の直後だけにナーバスになります。
3_p2200126_2この点については、行ってみての結論として、水に関しては、上海ほどコンビにはないものの問題はなかったということです。
又、食べるものに関しては、北京の料理は日本人には脂っこく、味付けも濃い。とガイドには言われましたが、その通りでした。まあ北方の肉食文化ですからしょうがないでしょう。
食材が安全かどうか。については、向こうではまったく気にしていませんから、分かりませんでした。お腹も壊さず帰ってきたところを見るとこれも大丈夫だったのでしょう。
しかし、あらためて考えてみると、自分が口にする食材の素性までチェックするというのはとても難しく、又、そんなことを考えていたら何も食べられないというのが旅行先での常識でしょう。


5_p2190033水や食べ物は、ひと目では分かりませんが、北京に着いて誰でもすぐ分かることがあります。スモッグの酷さです。
晴れているはずなのに、いつも黄色いモヤが街中を覆っています。日本から持っていった花粉対策用のマスクが重宝しました。(マスクをして歩いているのは日本人などの外国人なのでしょうか?現地の人は平気?なようです)
7_p2210153昼は黄ばんだ空、夜は朧げなお月さんを仰いで幻想的?な気分に浸りました。
最初私は、黄砂が既に飛んできているのかと思いました。しかし、ガイドさんに聞くと、「黄砂は3月4月になってから、これはただのスモッグ!!」との答え。スモッグもスケールが大きいと変に感嘆しました。そこで、「それでは黄砂が飛んでくるとどうなるのですか?」と聞くと、これも答えは簡単。「空じゅう真黄い黄いになる!」とのこと。
でも安心してください。オリンピックの期間中は、自動車の交通量を強制的に半分にし、北京より西にある工場の操業を何割かストップして、スモッグを減らすとのことです。
ここでも恐るべき共産党一党独裁パワーです。

8_p2210156遅れているオリンピック関連の工事も、「どんなことがあっても間に合わせる!!」ということですので怖い気もしますが大丈夫です。
もっとも、実際どうなったか期間中に確かめたくても、北京オリンピック開催中は、今回私が泊まったホテルでも一泊30万円になるということだそうで『そんなの関係な~い!』の世界です。

以上は、独断に満ちた話ですが、
こうしたことは気にせず、北京オリンピックを目指している日本選手は頑張ってもらいたいものです!
それでものど飴くらいは持っていった方が良いかもしれませんが……。

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