第37話 「失敗を恐れる日本の文化」ジーコ監督が語る
ジーコサッカー日本代表監督が監督継続は来年のワールドカップまでと表明した際、
解説の中で、日本選手の得点力不足については、緊張しすぎてシュートが決まらないなど「失敗を恐れる日本の文化」が関係していると語ったそうです。(7月6日共同通信より)
日本人は、本番で緊張し過ぎて実力が発揮できない、とは以前よく言われたことでした。
けれども、90年代以降は、オリンピックや世界大会で「楽しんでま~す!(ピースサイン付き)」や「自分を褒めてあげたい!」の言葉に表れているとおり、大舞台でも自分を見失わず、実力を普段以上に発揮する『新人類』が台頭してきたと驚いていました。
ジーコの指摘は、日本人もまだまだ進化の過程にあるのかと、
大変興味深いものがあります。
日本人の中では、
日本人も大分国際的な感覚が身に付いてきた。
個人主義が浸透して世界の大舞台でも堂々と渡り合える人間が増えてきた。
はたまた、この15年間、国中で散々失敗を重ねたのだから、
日本もチャレンジャーにチャンスを与える国になった。
と思い込んでいる人も多いと思います。
スポーツだけでなくビジネス、特にベンチャービジネスに話を移しても、
間違いなく『失敗は成功の母』と言えます。(但し、つまらないミスをする失敗は含まれませんが)
ビジネスでは、良いと思うアイディアは、まずやってみることが大切だとされています。
決断力と行動力が何よりも問われることです。
しかし、失敗したら一生立ち直れないといった環境下では、
リスクに身がすくんで、どんなに優秀でアイディアがすばらしくても、
なかなかベンチャーを起す人が出なくなります。
サッカー程グローバルな世界も他に無いと思えます。
その世界スポーツサッカーの中でも、ジーコ監督は神様のような存在です。
そのジーコ監督から見ると、日本人の先端をいくような若者の集団、
日本代表選手たちでさえも、まだ昔の日本人のメンタリティを色濃く残して
いるように映るのでしょうか?
日の丸を背負っている。負けて帰れば皆に顔向けが出来ない。
一面では、日本人の生真面目さであり、集団力の決め手になってきた
こうしたメンタリティも、グローバル化が進み、いつも激しい
変化の中で、個人の瞬時の判断が要求される時代には弱点になってきます。
チャンスだと判断すれば、果敢に攻める。
周りは、その個人の判断を尊重し評価する。
失敗した場合でも、そこから次にチャンスを模索する。
日本も失敗を恐れないチャレンジできる社会になって欲しいと願います。
W杯 日本頑張れ!!
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コメント
TBありがとうございました。私もTBさせてもらいました。
「失敗したら一生立ち直れないといった環境下では、リスクに身がすくんで・・」といった状況がサッカーに限らず活性化の妨げなのでしょうね。日本代表の選手たちも、彼らを取り巻く日本的状況が変わらない限り、意識や行動が日本人の枠にはまってしまっている選手が多いと思います。(サッカー的には日本のよい点も多々あると思いますが。)そういう状況を打ち破っていくのは、広い視野を持った突出した個人がたくさん出てくることなんでしょうか。そういう個人の突出を好まない評価しないという日本的風土は根強くあると思います。だから、代表に関しては、ジーコの次も外国人監督でいってほしいと思ってますが。
投稿者: azaminosoturedure (Jul 12, 2005 1:55:07 AM)