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2005.06.09

第34話 超能力者逝く!! 田辺隆仁先生(ペンネーム:田響隆仁先生)を偲んで

田辺先生御夫妻と我が仲間達今から8年程前でしょうか?
田辺隆仁先生と初めてお目に掛かったのは、ある財団の招待ツアーでパリ・モロッコにご一緒した時でした。

パリに到着して、ホテルのロビーで部屋割りが発表された時、同室者として、「田辺先生~」と呼ばれ参加者の塊の後ろの方から「は~い!」と大きく張りのある声を発しながら前に出て来られた時でした。

それから旅行中ずっと同じ部屋で寝起きを共にしただけでなく、移動中も観光中も一緒に行動しました。

先生が普通の人でないことが分かるのにそんなに時間は掛かりませんでした。

毎朝4時頃になると、ベッドの中で書き物をされているのです。
「先生、時差ボケで眠れないのですか?」と聞くと、「いえ、私は日本にいても毎朝5時に起きて原稿を書くので、
ここでもやっているだけです。」ということです。

「へえ、何の原稿を書いているのですか?」と続けて聞くと、「言葉は、葉っぱだからその幹があるはずでしょ……。」
ということで、今まで聞いたこともない言葉やアルファベットの分析を教えてくれました。
命という字になぜ「叩」(たたく)が入っているのか。とか
旧約聖書の『創世記』は英語で[Genesis]だが、これは本当は[Genes is]だとか……。(遺伝子情報のこと)
夜中に聞き続けると、頭がふらふらになるような内容でした。

話の真偽を確かめる程の知性も持ち合わせていなかったのですが、それでも、スケールがとてつもなく大きく、また哲学的な先生の話に興味を引かれ、夜な夜な(ほぼ朝方)ベッドに寝そべりながら話をしました。

ある時、「先生、そんな難しい事をどうやって考え出すのですか?」
と質問すると、
「私は何も考えない。原稿はいつも上(宇宙)から降りてくるからそれに合わせてワープロを打つだけ。」
「と言うことは、先生はいわゆる“チャネラー”ですか?」
こう聞く私に、すかさず、そして、いたって当たり前のごとく淡々と
「そう!」
 
「もしかして、先生は超能力者ですか?」 「そう!」
いとも簡単に返答されると、こちらもただ呆気に取られるのみでした。

その後、先生の特殊な能力を随所で見ることが出来、驚きの連続でした。

言の葉の幹を捜す実は、その後出版された『言の葉の幹を捜す』(TBSブリタニカ)の原稿も、この時、ほぼ出来上がっており、旅行中、最後の修正をされていたのです。

我々は、言葉というものは、それぞれの民族の長い歴史の中で自然発生的に生み出され、使われてきたと思いがちです。
しかし、先生の教えによると、日本語であれ、英語であれ、すべて最初から深い意味を持って組み立てられており、言葉(文字)一つ一つに特有の役割と波動があるというのです。

肯定的であったり、人に優しく美しい言葉には、そうした波動が備わっており、反対に、否定的であったり、人を傷付けたり、呪ったり、汚い言葉にはその波動があるということです。

例えば、先生がよく使われた例としては、[shine]と[shi ne]があります。
同じアルファベットの並びでも前者はシャイン(輝け)という意味ですし、後者は死ね(しね)です。
この両者が持つ波動は正反対のものになります。
否定的な言葉、人を呪ったり傷付ける言葉は、単なる言葉でなくその波動を持っており、それを実現させようとします。
普段、何気なく口から出る言葉、書く言葉にそれを実現する力があることを知って使うようにした方が良いでしょう。

旅行後も先生にはお世話になり続けました。
あまりにいろいろあって、ここでは書き切れません。
私や私の仲間達の波動の調整もよくして頂きました。
また、いろいろな事で相談にものっていただきました。

ただ、私にとっての先生は、チャネラーや超能力者としてというよりも、普通の一人間として見ても、尊敬して止まない存在でした。

ご自分の死期も早くから分かったおられたくらいの方ですから、どんなことが起こっても泰然自若とされていました。
いつも、先生の話を聞くと、成る程そういう捉え方考え方もあるのだなと勉強させられました。

また、いつ、どこででも、誰かから助けを求められた時は、嫌な顔一つせず助けておられた様子を近くで拝見して、人間、これ程裏表が無く誠意を尽くせるのかと本当に感嘆し続けてきました。

最後に、先生がライフワークとして活動され、志半ばで後を私達に託していかれたことがあります。

それは、「環境」の文字を 「環響」 に変えることです。
世界にわざわざ境をつけるから、仲たがいし、戦争が絶えないのです。
それを、一文字「境」から「響」に変えるだけで、波動が変わり、世界の人々の心が響き合い、分かり合って平和になるということです。


平成17年4月17日に先生はご逝去されました。
お葬式には間に合わず、先日ようやく松本にうかがうことができました。
ただ、先生の場合、肉体的には亡くなっても、魂は、どこかにおられて、今後も私達と交流していただけるような気がします。
先生、お疲れ様でした。

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受信: Jul 5, 2005 4:19:37 AM

コメント

 トラックバック有り難うございます。
 私は生前の田辺先生から物心両面からお世話になった者の一人です。
 「人生のマトリックス」をお気に入りに追加させて頂きました。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。

投稿者: スパイラルドラゴン (Jun 9, 2005 2:24:45 PM)

田辺さんに会えてありがとうございます。
19日田辺さんを偲ぶ会に伺います。

投稿者: はなあそび (Jun 14, 2005 9:50:15 PM)

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