第83話 目利き不足

世の中いろいろな分野があるものですが、そうした専門家の集まりに出させてもらうと、自分の意識に無い世界が沢山あることに驚かされます。
最近、テーマの異なる会合に幾つか続けて出席したのですが、期せずして同じ結論に達してしまいました。それは、『目利きが必要だ!』というものです。
ここら辺がどうも今の日本、特に関西の悩めるウイークポイントのようです。
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世の中いろいろな分野があるものですが、そうした専門家の集まりに出させてもらうと、自分の意識に無い世界が沢山あることに驚かされます。
最近、テーマの異なる会合に幾つか続けて出席したのですが、期せずして同じ結論に達してしまいました。それは、『目利きが必要だ!』というものです。
ここら辺がどうも今の日本、特に関西の悩めるウイークポイントのようです。
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健康が人々の関心事になったのは最近の事ではないですが、少し以前は「元気で長生き」を目指す自己努力の一環だったように思います。
しかし、最近の健康に対する意識は、何か悲愴感が漂っていないでしょうか。
人にもよりますが、ちょっと前の一般的な健康意識は、バランスの取れた食事。運動も大切です。それでも足りなかったら栄養補助食品を摂りましょう。といったところに目標が集中していたように思えます。
それに対して、今はまずディフェンス(=身を守る)から入らないといけません。安全だと思って食べていたものがそうでもないということがはっきりしてきたからです。
健康とは恵まれた条件がベースにあって、知恵と努力でその条件を守りながら、同時に積極的に活かしていくものだ。と考えていたものが、生まれたときから生きていく環境も含めて自分達で守っていかなければ保てないものだと感じ始めたのです。
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あれから13年の年月が過ぎたとは ……………。
天地をひっくり返すような大きな揺れは、時間的には僅か数十秒であったのであろうが、感じる長さは長く感じた。
そして、そこから長い長い闘いが始まった。
6434人が亡くなり、何十万人という人々が身体にそして心に傷を負った。その内多くの方々は今もその闘いの最中にある。
ただ、人の記憶は、日に日に薄れてしまうものである。
自分自身もあれ程の体験をし、地獄の様な光景も無数に目にして、脳裏に焼き付けていたはずであっても、やはり、時間と共に忘れていってしまう。
忘れてしまうことが、ある意味、神の恩恵であることも事実であろうが、
確かにどうしても忘れてはいけないこともある。
あの朝、まだ真っ暗な中を、遠くから地鳴り(それは、耳で聞く音と言うよりも
五感で感じる響き、否、叫びであったように思うが)が近付き、あっと思う間に、これ以上地面が揺れる事はできないのではないかと確信する程の揺れになった。
私は、今になって、あれは地球の叫びではなかったかと考える。
あれから13年。 年月だけは過ぎていったが、地球の叫びを宥(なだ)める為の何かを私達人間はしてきたであろうか。
次の災害に備えて教訓とすることは本当に大切なことである。
しかし、同時にそうした観点からも、震災の記憶は忘れてはならないと自分を戒めるところである。
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今年は、子(ね)年、ねずみの年です。
私の妻は、ねずみが大嫌いで、テレビでマウスやラットを使った動物実験の場面になると、それがいかに医学的で重要な内容でも、悲鳴を上げながら目をそらし、「やめて~!!」と叫びます。
妻に限らず、ねずみが好きな人は少ないかなと思いますが、そのねずみが干支に入っているのも不思議な気がします。
ところが、調べると子の年は、干支の最初に来ますし、子は種子の中での新しい生命のめばえを意味しているということ。ですから大変おめでたく、子孫繁栄、発展する年なのです。
鼠は、わかり易くする為に後で割り当てられたそうですが、そう考えれば、ネズミ算というくらいで、生命力、増殖力に富、子を表す動物としては打ってつけに思えて来ます。
末広がり的に栄える鼠ですが、
今の停滞した少子化日本には、彼らにあやかるエネルギーが必要です。
今年一年、日本といわず世界中が、平和と繁栄を喜べる年となるよう願うばかりです。
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いよいよ年も押し迫ってきました。
今年も振り返るといろいろな事がありましたが、それにしても、年々理解に苦しむような不可思議な事が増えてきているように思えます。
突然総理大臣が辞任するとか、動機がはっきりしない凶暴事件などはその類ですが、その中でもよく分からないのが、石油の値上がりとそれに伴って広がり始めたインフレの波です。
原油価格が高騰し始めたのは、確かアメリカがイラクに攻め入って間もなくの頃からです。その頃日本のメディアは、アメリカでガソリン価格が上がって困っている市民の姿を紹介しながらも、日本の石油依存度は、昔のオイルショックの時に比べて遥かに低くなっているから、当面大きな影響は無いであろうと報道していました。
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「国民のために国家があるのか?」「国家のために国民はいるのか?」
この問に容易に答え得る人は少ないと思う。
日本は、歴史的、伝統的に見て、国家のために国民がいる国家であり続けた。
そしてそれは、戦後、民主主義国家に生まれ変わった後も、人権や人間性が盛んに叫ばれだした近年においても、本質的には変わっていないと思う。
高度成長の後もバブル形成時までは、前に向かってモウレツに駆け続けた社会。流れに取り残された人も、自分は勝者と思っていて人も、バブルがはじけ、経済成長が止まって、自分の足元を見詰めざるを得なくなった時、初めて失ったものとその大きさに気付かされる結果になった。
それは、一部は経済的なものであっただろうが、それ以上に生活や人生にとって最も大切なものであったかもしれない。
そうした意味では、経済が失速して、自分達の本当の姿を見詰める機会を得た事も、決して悪い事ではなかったと言えるのではないだろうか。
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ここに来て寒さが気になるようになりました。
地球温暖化が叫ばれ、夏の頃はもう日本には冬が来ないのかと心配していましたが、不思議なことに、今年も確実に歳末はやって来ようとしています。
思えば、クリスマスを心待ちにし、年末にはきたるべき年に希望を託す。そんな子供の頃のような当たり前で平凡なされど平穏な年の瀬を、私はもう何十年も夢見ています。
ただ、それに反して現実は、カレンダーはいつも意識しているが、暦には愚鈍となり、季節感さえも忘れてしまっている有様です。
そんな私達の為に(?)と喜んで良いのかどうか、最近では、11月の半ばにクリスマスのイルミネーションが輝き、11月の中旬であるのに東京の某有名デパートでお正月の超豪華福袋の中身が発表されました。
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